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第52回技術研究発表会 開催校挨拶
この度は第52回土木学会関東支部技術研究発表会を3月10日、11日の二日間にわたり、群馬工業高等専門学校にて開催することになりました。群馬工業高等専門学校では関東支部の技術研究発表会を開催することは今回初めてとなります。多くの皆様にご参加いただけますよう、教員・学生一同、万全の態勢で準備を進めてまいります。
会場となる群馬工業高等専門学校は、中学校卒業後の15歳から入学できる5年制ないし7年制の高等教育機関であり、国指定の重要な文化財である近代和風の木造建築の臨江閣、「日本近代詩の父」と称される詩集「月に吠える」の作者である萩原朔太郎記念館がある群馬県前橋市内にあります。最寄り駅となる新前橋駅と井野駅からいずれも徒歩35分ほどの場所に立地しています。発表会場、特別講演会会場はもちろん意見交換会会場も群馬高専敷地内に設け、コンパクトな発表会を作り上げてまいります。参加される皆様が心地よく会期を過ごされるように、新前橋駅から群馬工業高等専門学校に直結するシャトルバスを運行し、校内食堂も営業します。
第52回土木学会関東支部技術研究発表会では、技術研究発表会KDDIエンジニアリング(株)代表取締役会長佐藤進氏による『日本の社会インフラをつなぎ続ける~「つながる現在(いま)」を守り 「つながる未来」を創る KDDIエンジニアリングの挑戦~』を題とした特別講演、土木学会関東支部幹事長岡田浩樹氏による『土木学会におけるインフラメンテナンスの活動について』を題とした講演を同時に催すこととなっております。
土木学会関東支部技術研究発表会は、学術研究の発表だけでなく、実務に携わる方々からも多くのご発表をいただき、産官学関係者の交流の場となってきました。さらに、これからの土木業界を担う学生にとっても貴重な発表の場となっています。主催校として参加される皆様が活発なディスカッションが行える環境となるよう、準備する所存です。また、写真コンテスト展示、並びに若手発表者(35歳以下)への優秀発表賞も設けております。若手の会員の皆様をはじめ、多くの皆様にご参加いただき、会員相互の交流をいただければと考えておりますので、是非、前橋・群馬工業高等専門学校にお越しいただけますよう、心よりお待ち申し上げております。令和7年2月19日
群馬工業高等専門学校 環境都市工学科学科長 谷村 嘉恵